オーナーに求められる人格
セオリー(1) 素直な人間になろう( オーナーの人格)
本当に素直な人間とは?
「自分に嘘をつかない人、そして自己責任の取れる人」です。人のせいにしたり、言い訳をしているようではお話になりません。あなたの中のオーナーが弱いのです。自分の中のオーナーをもっと責めてください。それによりオーナーは、強く成長していくのですから(あなたは言い訳ばかりするオーナーを信じてついていけますか)。
しかし、素直な人というのは「言われたことを言われたままに、ただマジメにこなす」人をいうのではありません。うまくいかなかったとき、上司や周囲のせいにしたりと、自分以外の他人の責任にする人は素直な人ではないということです。
人から指示されたことに対して自分の頭で分析し、自分の責任でそれを実行でき、たとえうまくいかなくても決して他人のせいにせず、うまくいかなかったことを反省し、そして新たな手段を提案できる自己責任の取れる人。つまり自己責任をきちんと取れる人が、真の素直な人なのです。
目まぐるしく変化する21世紀という時代が求めているのは、まさにこの素直な人たちです。現在の社会は時代の変換期でもあり、新しい価値観が生まれては消え、生まれては消えを繰り返しています。そんな時代に生き残れる価値観を見つけることは大変難しいとは思いますが、以下のことは知っていて損はないでしょう。
何でも新しいものが流行する時にはモード(2〜3パーセント・先駆者の時代) から、ファッション(1割まで・素直な人の時代) を経て、一気に大衆化(50%以上) する流れがあります。先駆者がつくり上げた新しい価値観を本物かどうかを見極められるのは、この素直な人たちなのです。今、時代が求めているのは、間違いなく自己責任が取れる本物の素直な人たちなのです。
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