計画を立てる( オーナーの夢を実現するための3つのセオリー)
セオリー(1) 必ず夢には期限を決める
期限の決まっていない夢は、夢で終わってしまいます。
夢を実現するためには、必ず期限を決めなければなりません。いつまでに何をするかが分からなくては、目標に近づくことすらできないでしょう。私
期限付き未来の実現といえば「受験」。受験日までに指定された範囲の教科の勉強をし、その実力を評価される。一夜にしてその勉強は済ませられる量ではないので、普通は計画を立ていついつまでにここまで勉強し、いついつまでに一通り終える、という計画が必要になってきます。
これをしなければ、なかなか合格にはたどり着けないことでしょう。
成功者は常に夢に対し実現しなければならないハードルに期限を付け、それをクリアすることを繰り返しているのです。期限の付いていない夢は、夢とはいいません。期限を付けずに夢を実現してくださいと言われたら、どんな成功者でも「そんな恐いことできない」と言うでしょう。期限を付けずに夢を無計画に、そして偶然にまかせて成功に導いた成功者はいないということです。
メンタルレッスンその2
それでは自分の夢の目標であるレッスン1に対し、その期限を実際に埋めてみましょう。何歳までにそれを成功させたいかを、具体的に何年の何月何日まで書いてください。それが済みましたら、家族や大切な友人たちとの夢のリストアップもやってみます。
セオリー(2) タイム・マネージメント(未来の割り算)
夢に期限を付けることにより1年後にどうなっていなければならないのか、1ヶ月後どうなつていなければならないのか、そしてそうなるためには今日、何をしなければならないのかが決まります。
例えば1年後の目標に対し、1年後こうなるためには半年前にはこうなつていて、というように半年前の目標を決めます。そのためには、その3ヶ月前には、どうなっていなければならないかを決め、同じようにその2ヶ月前、半月前、と逆にゴールに至るまでの過程に何箇所かハードルをおいてチェックして計画を立てていくのです。きちんとそのハードルをクリアしていくためには、今日何をしなければならないのか、明日は何をするのか、1週間後は何をするのかを確実に確認していかなければなりません。
この管理には、システム手帳を使って毎日の予定を自分でマネジメントしていきましょう。1ヶ月ごとに1日1日の予定を書き込んでいき、未来のスケジュールを埋めていくのです。それを毎日きちんとこなしていくのです。そうすれば確実に目標に近づいていくでしょう。
メンタル・レッスンその3タイム・マネージメントを身に付ける
それではあなた個人の予定を、実際に書き込んでみましょう。これとは別に家族用・ビジネス用を作っても良いでしょう。これには2つチェック項目が増えます。
1つは、「誰が」ということで、その成し遂げる予定の目標に対して責任の所在を明らかにしておくためです。またアポイントの場合(誰か人と合う約束の場合) は、「誰と」ということになります。
次に必要なのがお互いの意思の確認で、アポの場合なら会う前日に確認の連絡を自分からとりましょう。任せている仕事でも期日前には連絡をとっておくことが大切です。
この「誰」と「再確認」の作業は、人との関わりの中では必須です。
超多忙な方は、さらに次の「週間スケジュール」を朝、昼、晩、夜中とl日を4クールに分けて予定を入れてみてください。1日にいくつものやらねばならないことがある方には、「1日スケジュールチェック」を表に書き込んでおきましょう。1日休めばそれを取り戻すのに、3日はかかりますので注意してください。
セオリー(3) 有線順位を決める
具体的なタイム・マネージメントで最も大切なことは、優先順位を決めることです。平等に与えられた時間は1日24時間です。これを変えることは誰にもできません。
その限られた時間の中で成功するためには、効率良く計画を実行していかなければなりません。そのためには、まず何をしなければならないかをはっきりさせておく必要があります。
今、何をすることがいいのか、今日絶対にしなければならないことは、何なのかを意識していなければなりません。これができていなければ、何を目標に毎日を過ごしているのか分からなくなり、ただ日常に流されていってしまいます。時間がないと言い訳をする前に、時間は自分でつくるものと心得ましょう。
タイム・ロスの原因には、まず「能率の問題」があります。能率を良くするためには決して怒らない、イライラしないことが大切です。感情の起伏が大きいほど能率は下がると心得ましょう。また「抱え込む仕事量の問題」もあります。仕事量が自分の許容範囲を超えているようであれば、人に仕事を任す勇気を持つことも大切になります。
といっても突然頼めば相手にも予定がありますので、「こういう場合にはお願いします」と前もって交渉しておくことが必須となります。
セオリー3 潜在意識を活用する(
よくこんなことはありませんか? 電車に乗っていたり、お風呂に入ったりしてボーッとしている時に何かいいアイデアや考えを思いついたのだけれど、その後でさっき何かいい考えを思いついたのに忘れてしまって思い出せない。
これは右脳という潜在意識(無意識の領域) から生まれた声で、突然何の脈絡なしにポッとひらめき、脳内でα波が多く出ている時に起こるのです。
私たちは普段左脳優位で潜在意識の中でものを考え暮らしていますが、右脳を意識して使うと生活の幅が広がるだけでなく成功を手に入れやすくなります。
世界の名だたる発明家や芸術家は、この右脳を使って成功しているというのは有名な話です。
この右脳発想のメリットは計り知れないものがあり、思いついたことを実行に移すのにストレスが生じなかったり、マイナス思考をプラス発想に変えることが容易になつたりします。私たちもこの右脳を十分に活用することを習慣化しましょう。それでは、どうすれば右脳を活用できるようになるのでしょうか? それには、次の2点に注意して生活してください。
- 1人でリラックスする時間を大切にする。(お風呂でも、トイレでも、通勤時でも、いつでも可能)
- 思いついたことは何でもメモする習慣をつける。
これを実行に移せばいいのです。「そういえば、○○君と久しく会っていないな」と思いつけば、「○○君に電話」とメモをしておき、時間が空いたら電話をしてみるのです。これを実行するのと忘れ去ってしまうのでは、あなたの未来の可能性は、全く変わってきます。そして偶然が必然に変わってくるのです。
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